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早期退職をするかしないか。私は早期退職を選択した。

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早期退職の募集説明会

2019年12月に早期退職に関する説明会がありました。

当時53歳、60歳定年まであと7年、年金受給開始65歳まであと12年。

退職金の割り増しあり。確か通常の退職金+43ヶ月分くらいだったと思います。

当時は、いわゆる事務系管理部門に所属しており、早期退職しない場合は、転勤ありかつ、担当職種も保証がない状態でした。運がよければ(?)現状維持もあったかもしれません。

募集締め切りは、年明け。説明を聞いて思った。決めた。辞めよう(退職しよう)。

 

検討したこと

退職後にどうやって生計を立てていくか。いや、立てれるのか?

1.まずは、当面の生活が大丈夫か?

とりあえず、会社都合の退職(人員整理)のため、失業保険は300日、手続きが終わればすぐに支給される。

退職金もある。ということは、当面は生活できる。

見通しが少し甘かったこと。

退職金は直ぐにもらえると思った。遅くとも1ヶ月以内に。

人事に確認するのも「はばかられた」(お金に困っていると思われたくなかった)ので、就業規則を確認したら、ナント「2ヵ月以内に支払う」との決まりであった。

皆さんも退職金を当てにして辞める場合は、キチンと確認しておくべきですね。

 

また、年度末までの住民税(特別徴収)も一括して精算だったような気が。手持ちがないと退職もできないと思った。

2.再就職は可能か?

 

費用は会社負担で、転職支援会社のお世話になることができた。

自分のスキル・経験を考えて再就職は可能かどうか考えた。

この時は、簡単ではないけど、私のスキル・経験に対しての需要はあるだろう、転職支援会社のサービスもうけることができる。まぁ半年くらいで決まるだろうと考えていました。

 

 

結果的に、これは甘かった。スキルが専門的すぎて(しかもメジャーではない)ため、なかなか転職支援会社からも、ここを受けてみませんか?の声がかからない。

自分で探して転職はできたのですが、条件は思ったよりも厳しい。

でもまぁやりがいがあるからいいかな~とも思っている。

3.自己決断

当面の生活には困らない、再就職もできると思う。よし辞めよう。

①今の職場に残っても先が不安、モチベーションが続かない。

②転職するなら、気力・体力・財力があるうちに。

③資格を活かして、2~3年後には独立しよう。

 

周りへの説明

 

退職すると決めても妻と子供がいるため、妻にも(一応)了解をとる必要がある。

職場の上司とも折り合いをつける必要がある。

妻は反対すると思い、最後に話すことにした。

1.職場の反応

自分の人生だから、他人の僕(上司)があれこれ言うことではないが、良く考えた方が良いよ、とだけ言われた。

それはそうだ。年収的には、絶対に残った方が良い。

でも、それ以上は強くは言われなかった。これは、ありがたかった。

こう書くと、職場にはいらない人間だったみたい聞こえるが、そうではなく日ごろから本人の意思を尊重してくれる上司だったから。本当に最後の上司がこの人で良かったと思える良い上司でした。

 

2.妻への説明

反対されると思った。だから最後の関門と思って話をした。

モチベーションのこと、転勤の可能性、退職金の割り増し、再就職の可能性、その後の収入の見込み。

意外だった。「早く。募集人数の制限とかあるんだったら、締切になる前に早く。」

退職して思うこと

退職手続きや再就職活動等は、別の機会に譲ることとしたいと思います。

退職して良かったか?良かったと思っています。

①退職前に考えていた計画が実現できている。(今のところ)

②バーチャルオフィスを借りて開業届も提出し、まだ軌道には乗っていないけど道筋は見えている。

③(関係ないかもしれないが)会社を辞めて1年半。突発的な体調不良等で病院に行ったことがない。血圧の定期健診は月1回通院しているけど。

→ 精神的ストレス・人間関係から解放された?もしかして。

総合的にみたら転職して良かったなと思います。

個人的には、転職は、「気力・体力・財力があるうちに」ということではないかと思っています。

良いことばかりではない件や、開業までの話は、また別の機会に。それではまた。

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